ギニアだより☆VOL.3

2016年5月12日

洗濯

この洗濯用の板、なつかしいですね。昭和34年ごろまで、日本中、どこでも見かけた洗濯板です。そして、このように、家の中ではなく、外で洗濯するのが常でした。日本では昭和35年ごろから急速に電気洗濯機が普及し、誰もが、この重労働から解放されることになりました。(そして、日本では、電気炊飯器。女性の労働が軽減される素晴らしい道具でした。この国では、いまだに、炭火を使い、45分間かかってご飯を炊いている風景にあちこちで出会います。)

僕の世代が、この洗濯板を使って洗濯した最後の世代ですかね。

行商の娘さんたち

さて、こちらはコナクリのラトマ市内の大通りを行商する娘さんたちです。

一番左がマンゴ売り、右手二人がバナナ売りです。歩く姿を写真に収めると、彼女らがやってきて、マンゴかバナナを買えと迫りました。

マンゴを2個(1,500ギニアフラン×2個=3,000ギニアフラン)

2個で約35円ぐらいです。

(1米ドル=900ギニアフラン)

現地人の運転手が、「そりゃあ、外人用の値段で随分と高いですね」と言います。まあ、それでも、せっかくだから、買いました。

田舎の道端では、マンゴは1パニエ(1篭)30個ぐらい入っています=5,000ギニアフラン~10,000ギニアフランです。この前送った「マンゴ料理」が一皿で、2,000ギニアフランです。現地の人が昼食に払うお金は、大体、2,000ギニアフランです。マンゴ2個の3,000ギニアフランは相当な金額ということになるのでしょう。

バナナの方は、1房(20本ぐらいのかたまり)で10,000ギニアフラン(120円ぐらい)とのこと。これは、買うのを止めました。

しかし、この重いバナナやマンゴを頭の上に載せて、一日中、町の中を売って歩くのは、相当な労働ではないかと思います。

と、運転手に言うと、「いやいや、慣れの問題。慣れだけですよ」といとも簡単に言ってのけます。

子供のころから、頭に重い物を載せて、運搬したり歩いたりすることができなければ、女性が生きてゆくという生計にかかわる問題なのでしょうね。

(つづく)

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